『体調が優れないので、お医者さんに診てもらって色々検査を受けたけれど、「特に異常はありません」「それは気のせいだから心配ない」「治療は必要ありません」などと言われたので、どうすればいいのか困っている』というようなことがありました。
実際、体に不調を感じて医療機関を受診し、西洋医学的な諸検査を受けた患者さんの4~8割(症状や疾患によって異なります)は、体に明らかな異常所見が見出せないとされています。
病気には放置すると命にかかわる危険性のあるものもあり、西洋医学的診察・検査を受けることが重要であるのは間違いないのですが、西洋医学的には異常がみられなくても、その方は何かしらの「問題」を抱えているわけですから、それをそのまま放っておいていいということにはなりません。
当クリニックでは、風邪、気管支炎などの日常的な病気や、高血圧や糖尿病、喘息などの生活習慣病に対する西洋医学的診療のみならず、「異常なし」と言われた患者さんに対しても、東洋医学や心身医学の考え方などを導入して、患者さんお一人おひとりの病態を見極め、十分な病態説明と理解のもと適切な治療を提案して参ります。
より専門的な検査や治療が必要な方には、近隣の医療機関と連携して診療を進めていきます。
また、勤務医時代に東京都をはじめ千葉県、福島県、静岡県、福岡県など多くの転勤を経験したこともあって、全国の医療機関や先生方と強固なネットワークを有しておりますので、転勤・転居で大阪を離れる際には、ご相談頂ければ適切な医療機関を紹介させて頂くことも可能です。